はじめに
ボーカリストにとって、腹式呼吸は声の安定性や声量を向上させる重要な技術です。深い呼吸を習得することで、上半身が脱力出来て、肺活量が増え、歌唱中の息のコントロールが改善され、魅力的なパフォーマンスが可能になります。
腹式呼吸が何であるか、知らない方はもちろん、「そんなのわかってる」という経験者ももう一度確認して頂きたいです!
腹式呼吸の基本練習法
腹式呼吸は、まずリラックスした姿勢で座り、手をお腹に置きます。鼻からゆっくり息を吸い込み、お腹が膨らむのを感じます。その後、口からゆっくり息を吐き出し、お腹が凹むのを確認します。このプロセスを繰り返すことで、自然な腹式呼吸が身につきます。特にボーカリストにとっては、声の安定性と持続力が向上します。
声量の向上
腹式呼吸をマスターすると、声量が大きくなります。肺活量が増えることで、より多くの空気を使って声を出せるようになります。これにより、歌唱時に自信を持ってパフォーマンスできるようになり、観客に強い印象を与えることが可能です。特に長時間の歌唱や高音パートでの安定感が増します。
ストレス緩和とリラックス効果
腹式呼吸は、心身のリラックスにも効果的です。深い呼吸を行うことで、副交感神経が優位になり、ストレスや緊張が和らぎます。ボーカリストはステージ上での緊張を感じやすいため、普段から腹式呼吸を取り入れることで、パフォーマンスの質を向上させることができます。
まとめ
腹式呼吸は、ボーカリストにとって非常に重要なスキルです。基本的な練習法を習得し、声量の向上やストレス緩和といったメリットを享受することで、歌唱力が大幅に向上します。日常的に腹式呼吸を実践し、より良いパフォーマンスを目指しましょう。
これらのことを詳しく知りたい方、学びたい方は是非、ベリーメリーミュージックスクールへ!
無料体験レッスンも随時行なっております!
この記事を書いた人
1996年 PONY CANYONよりメジャーデビュー。2002年より、ボイストレーナーとしてプロ・アマ、ジャンル、年齢問わず、幅広く指導中。