歌上達の条件は、「リズム・音程・ブレ(揺れ)抑制」である。この個別に差異のある課題を、確実に見抜き上達へと導ける経験とスキルの高い講師に学ぶことで、発声練習や楽曲歌唱リピートが、実践スキルアップ目標到達への線となって具体的につながってゆくのだ。
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はじめに
みなさまいかがお過ごしですか?
京都校のヨシダです。
最近、外構リニューアル塗装工事を終え、玄関周りのカラーも紫から赤へと変貌した京都校です。
生徒さんからの評判も上々で喜んでいます。
情熱の「赤」、夕焼けの「赤」、ぜひ皆さんも「歌上達」「ギター上達」への燃える「赤」は、小さな炎でいいので、ずっと絶やすことなく灯し続けてください。
生きる「熱」を必ず与えてくれますので、、、
さて今回は、総復習編です。
歌上達にもギター上達にも確実に通じることなので、基本の構え方としてポイント整理しておきましょう。
【歌上達の3大条件】『リズム・音程・ブレ(揺れ)抑制』
歌やギターを本気で上手くなるには、この3大条件は絶対クリアしなければなりません。
でも、独学ではなかなか向上しない、というより自分では完全に判断できないようなことなのです。
我がベリーメリーミュージックスクールの理念は、「実戦的なスキルを着実に育成する」ことです。
”発声のための発声練習”に終始することではありません。
ボイトレはボイストレーニングの略ですが、発声練習の反復そのものが目標ではありません。ボイトレの定義づけからしっかりイメージしましょう。
ボイトレの反復練習による明確な達成目標
ボイトレの反復練習による明確な達成目標は、『伸びやかで、印象深い、倍音を伴う、通り良い声が正確なピッチで出せるようになったか。』です。
- 声の圧や声量の強化による歌声の存在感アップ
- 母音の押しの意識強化による4拍長ロングトーン(1拍長ミドルトーンも)の発声時のブレ(揺れ)の抑制
- 8拍子クリックを鳴らしながらカラダで4拍子を刻むグルーヴ強化によってアマチュアの8割以上が陥る”歌い急ぎ”のバタバタ歌唱からの脱却
- EFGABCの各基音に対して半音上と下、1音上と下がアカペラで正確に発声できるかの訓練で、メロディーを頭で理解した上で歌う手がかりを作り、慢性的なフラット&シャープを克服する
これらのポイントは、『発声練習』『歌唱データの確認と矯正』が半々で進んでいかないと、絶対改善していきません。
発声ばかりでも、楽曲歌唱中でのWHYとHOWがわからないですし、一方でカラオケを単にリピートしているだけでは、いつまでたっても問題点が起こるのWHENとWHEREが不明です。
上記3大条件から外れている最大改善箇所すら自覚できません。
歌唱指導では、弊社ベリーメリーでは常々やっていますが、一曲中でスキルアウトしている箇所は、歌詞カード上で指摘され、そこにセルフチェックで矯正マーキングすることで、ポイントと取り組みが明確化し、確実に変わってきます。
いわば、徹底的に課題曲と向き合い、取り組む姿勢と「熱」が大事ですね。
当然ひとりひとり課題は違います。
人前で披露できるベスト5の曲をまずレパートリー化する
人前で披露できるベスト5の曲をまずレパートリー化し、上達とともに、それを上回るスキルアップした新たなレパートリーで、その5曲を常に上書きして、先鋭化していく感じですね。
それを見守る先生に細かな指摘意欲と改善への熱意がないと、なかなか機能しないことなので、『自慢ばかりで ”生徒を煙に巻くスキルばかりが肥大化した” 先生』や『そもそも教えるレベルでないスキル不足の先生』ではなく、【あなたを本気で上手くしようと頑張ってくれる『熱と誠意』のある技術力の高い先生】が上達には必要です。
そんな先生は、その技術習得に費やした実践経験や、日々研鑽を重ねた適応力を必ず持っています。
だから、ひとりひとり違う課題への適応力が速く深いのです。
私は、私たちは、そのような講師であろうと日々情報共有とモラル維持に努めています。
それが私たちのスクール理念であり、個性だとも思っています。
決して安くないレッスンに、数ある中からこのベリーメリーミュージックスクールを選んでいただいたからには、絶対この人を上手くしてあげたいという思いと、実戦的スキル育成実行は、毎回手抜かりなく取り組んでいます。
毎回のレッスンが線になって、確実に上達に向かって、あなただけの目標につながっていく道になりますように。
この記事を書いた人
ベリーメリーミュージックスクール京都校のチーフです。