昨今、様々なボイトレスクールがあります。
名前ではなく、結局はそのスクールにどのようなボイストレーナーがいるのか、が重要です。
ボイストレーニングは歌唱力の向上、声の表現力を高める重要なプロセスですが、ボイストレーナーによってその効果は大きく異なります。良いボイストレーナーを選ぶことで、より効果的にスキルを向上させることができます。
今回は、良いボイストレーナーと悪いボイストレーナーの見分け方を3つご紹介します。
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コミュニケーション能力
良いボイストレーナーの第一の特徴は、優れたコミュニケーション能力です。
生徒との対話を重視し、彼らのニーズや目標を的確に理解することで、効果的な指導が実現します。
トレーナーは、生徒の声の特性や音楽スタイルを把握し、個別にカスタマイズしたアプローチを取ります。
生徒との信頼関係を築くことで、安心感を提供し、学びやすい環境を作ります。
一方、悪いボイストレーナーは一方的に教えることが多く、生徒の意見や感情を無視するため、自己表現に対する自信を失わせることがあります。
コミュニケーションが円滑でないと、生徒の成長を妨げる要因になりかねません。
したがって、ボイストレーナーを選ぶ際は、彼らのコミュニケーションスタイルに注目することが重要です。
大した成果も上げず、自分の過去の実績などを自慢してくるボイストレーナーはまったく持って論外です。
フィードバックの質
良いボイストレーナーは、具体的で建設的なフィードバックを提供します。
生徒の強みや改善点を的確に指摘し、次のステップへの道筋を示すことで、成長を促します。
効果的なフィードバックは、生徒が自分の進捗を実感しやすく、モチベーションを維持する要素となります。
逆に、悪いボイストレーナーは曖昧な指摘や否定的なコメントが多く、生徒を不安にさせることがあります。
フィードバックの質が低いと、生徒は自己改善のための具体的な方向性を見失い、学びの効果が薄れてしまいます。
したがって、フィードバックの質はトレーナー選びの重要なポイントです。
専門知識と経験
良いボイストレーナーは、声楽に関する専門知識と豊富な経験を持っています。
具体的な技術や練習方法を理解し、生徒に応じた指導を行うことで、効率的にスキルを向上させることができます。
さらに、自身の経験をもとに、多様な音楽スタイルに対応できる柔軟性も重要です。
一方、悪いボイストレーナーは専門知識が不足している場合が多く、効果的な指導が難しくなります。
このようなトレーナーから教わると、生徒は正しい技術を学ぶ機会を失い、無駄な努力を強いられることになります。
したがって、ボイストレーナーの専門性と経験を確認することが、良い指導を受けるための鍵となります。
まとめ
ボイストレーナー選びは声の成長に直結します。
信頼性、コミュニケーション能力、そして生徒の個性を尊重する姿勢を持つトレーナーを選ぶことで、より良い結果を得られるでしょう。自分に合ったボイストレーナーを見つけて、楽しく成長していきましょう。
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この記事を書いた人

1996年 PONY CANYONよりメジャーデビュー。2002年より、ボイストレーナーとしてプロ・アマ、ジャンル、年齢問わず、幅広く指導中。