暑かった夏は気が付けばここよりずっと後方に遠ざかり、
振り返っても背中も見えない。
気が付くと秋が歌っていました。
何も理由が無いのに
物悲しい気持ちになってしまう秋の夕暮れ。
誰もいない公園、
路地裏に漂う何処かの家の夕飯の匂い、
落ち葉を踏んだら心の音がした。
皆さん、おはようございます、こんにちは、今晩は!
高田馬場校チーフのつんたです。
さて、一年振りの「芸術の秋」の到来です!
もちろん秋のイメージは人それぞれです。
僕は「スポーツの秋」という方は水泳を!
私は「読書の秋」という方は夏の星座図鑑を!
おいらは「食欲の秋」という方はかき氷の食べ放題を!
全ての秋を堪能したいところですね!
僕は秋が一番好きです!
秋と言えばセンチメンタル。
さて、今回は歌う時のメンタルのあり方について
話していきたいと思います。
誰でも心地良く、上手く、かっこよく歌いたいもの。
その為に練習されている方も多いと思います。
例えば高音が苦手な方は、
高音のフレーズが来ると身体が硬直してしまい、
ますます声が出難くなる、なんて事があると思います。
所謂「苦手意識」ですね。
気持ち的には気にしないようにしていても、
身体が反応して喉が締まってしまうことがあると思います。
「反射」という現象です。
そして「苦手意識」を克服する為に必要なのが、「成功体験」です。
高音を上手く歌えた経験を意識にすり込むのです。
簡単に言えば、自信を付けるということです。
1回、2回の「成功体験」で「苦手意識」を克服するのは難しいでしょう。
結局、何度も何度も繰り返して練習するしかありません。
自分一人で出来ることかも知れませんが、
やはりボイストレーナに教わるのが一番の早道だと思います。
間違った方法で練習して失敗をすればするほど、「苦手意識」はより大きなものになります。
自分自身ではなかなかメンタルのコントロールが難しいことが多いです。
ボイストレーナーの導きによって、
「成功体験」を繰り返し、「苦手意識」を無意識化していきましょう!
本当に楽しいことは頑張った後にわかります!
人生七転び八起き。
この記事を書いた人
1996年 PONY CANYONよりメジャーデビュー。2002年より、ボイストレーナーとしてプロ・アマ、ジャンル、年齢問わず、幅広く指導中。