ベリーメリーレッスン生の皆様お疲れ様です!
名古屋校チーフのアオイです。
今回書かせていただくのは
ボーカルレッスンあるあるでもあると思うのですがこんな一幕。
講師「あそこの音がピッチ届いてなかったね」
生徒さん「そうですか…アー♪(と発声)、合ってますか?」
講師「まだもう少し上だね!」
生徒さん「そうですか…アー♪(と発声)、合ってますか?」
講師「まだもう少し上だね!」
生徒さん「そうですか…アー♪(と発声)、合ってますか?」
講師「まだもう少し上だね!」
生徒さん「そうですか…アー♪(と発声)、合ってますか?」
講師「う〜ん変わってないね〜」
生徒さん「そうですか…アー♪(と発声)、合ってますか?」
講師「う〜ん今度は行き過ぎだね〜」
生徒さん「そうですか…アー♪(と発声)、合ってますか?」
講師「また下がったね〜」
生徒さん「もうわからないです…..」
辛い…辛すぎる時間です(泣)。
頑張れ!めげるな!!大丈夫大丈夫!!!みんな通る道だから!!!!
思わず叫んでしまいます。
ボーカルスクールのレッスンを受けておられる方には経験のある場面ではないでしょうか?
これ恐らく「音程」と「ピッチ」の会話のすれ違い、
そして認識のズレがあるのではないのかなと思っています。
音の高さの認識を「ドレミファソラシド」で区別しているのか
「周波数」で区別しているのかの感覚の差だと思います。
「ド」じゃなければ「シとかレ」になってしまっているのかな、って認識と
「ド」ではあるんだけど「ド」の範疇の真ん中よりズレたところ、って認識の相違な気がします。
ご覧の通り、もし280Hzの周波数が出ていた場合
「ド」ではあるけど気持ちの悪さを感じるということです。
これを知っただけでも、音程とは「ドレミファソラシドなんだ!!」と思っていた決まり事が崩れていくと思います。
小学校から「ドレミファソラシド」で習うんですからしょうがないですよね。
じゃあどんなことに取り組めば良いか?なのですが、僕の経験してきたことだけでしか言えませんが、
ギターのチューニング作業が大きかったのではないかと思います。
チューナーという機械を使っていると言えども
正しい周波数へ合わすという作業は知識と慣れに大きな経験を生んでくれますし、
そのうちチューナーを頼りにしない耳も出来上がってきます。
更にはDTMも!!
ピッチ修正ソフトが凄まじい精度を持っている時代で
ましてやお手軽に誰にでも手に入り扱いやすくなってます。
極端な話、ギターは弾けなくてもチューニングだけ出来る様になってみる、
声を録音したついでにピッチソフトでデータを見るだけ見てみるとかならハードルは下がるのでは?と思います。
それだけで音程ピッチが普通の人より操れるようになれば最高ですよね。
ベリーメリーの生徒さんなら先生や受付にギターのチューニングさせて下さいとか、
ピッチソフト見せてくださいと頼んでみてください。
きっと音程に対して繊細な世界があるんだなと知って頂けると思います。
名古屋校アオイでした。
この記事を書いた人
大学在学中、大阪を中心として音楽活動開始。YAMAHA MUSICQUESTをはじめ、数多くのコンテストに合格。大阪でのインディーズCDリリースやバンド活動を経て2002年ACE OF HEARTS よりソロシンガーソングライターaoiとしてデビュー。