声量って大事?

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ベリメリレッスン生の皆さまこんにちは!
名古屋校チーフのアオイです。

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まだまだ鬱陶しいですねぇ、コロナ。
新しい生活様式に慣れと落ち着きが増してきたこの頃に思えますが、
でもやっぱり何か普段と違う事をやろうとすると「この時期は避けようか‥」となりますね。

ライブの様な非日常を目標としがちな音楽スクールとしては、本当もう鬱陶しいコロナです。
それでも、目標をお預けにされているにもかかわらず
レッスンに勤しんでくださる生徒さん達を見てると感動します。
名古屋校は殆ど全員がそんな感じです!感涙。

既にレッスンに励んでくださっている生徒さんだけでなく、
初めましての体験レッスンの方でも同じく感動します。
4月5月頃なんかは、音楽の体験レッスンなんてしばらくは望む方がいないのではないか?
と思えていましたが、こういう事態だからこそでしょうか
「夢、希望」が皆さんの中で叫んでいるかのような・・・。
歌うことや音楽のことを、
人生の大事なことと捉えてくださる方が多いこともコロナによって教えられました。

そんな体験レッスンの中で最近改めて考えさせられることがありました。
その方はとても声が小さい方でした。

現行生の皆さんとのレッスンの中で、
声が大きくなった!、発声が楽になった!、声がこもらなくなった!
と言ってもらえることはトレーナーの花形と言いますか、
ほとんどの歌い手が望みほとんどの聞き手も望むことだと思います。

実際発声が劇的に変わり、そこから信頼が生まれ、
もっと他の技術もこの先生から学びたいと思ってくださる生徒さんも多いです。
ですので、その体験レッスンの時も「本当だ〜!発声が変わった〜!」の笑顔を想像して、
そりゃあ自信満々で取り掛かりました!

でもどんな手を使っても一向に声量が上がりません。
上がらないどころか何なら小さくなっていっている様な。

そんな中その方がポツリと
「子供の頃に歌の先生からもっと大きな声で歌うようにと言われたことが嫌だった」と、
それを思い出してしまいましたと。

ショックでした。
技術ややる気、意気地のなさや怠慢ならまだまだあの手この手を頑張ったとは思うのですが。

森田童子さんや手嶌葵さんなどに代表される「ささやき系シンガー」や、
声量のあるシンガーでも皆さん「ささやき系楽曲」を持っていたりします。

無理強いをしたならばそれらの素晴らしさは生まれないのでは無いか?と。
そんな目を摘んでしまうのか?
果ては、だからマイクなんていう音を増幅するアイテムが生み出されたのか?まで思いは巡り、
そんな一瞬のショックでした。

つくづく自身の歌声を上手くなってもらうより、
自身の歌声を好きになってもらうことが先でなければならないのがトレーナーだと感じました。

自分が好きな自分の歌声に物足りなさを感じれば、その時求め出すのが歌好きなんで
でしょうし!

基礎でも、型破りでもなんでも良いです。
どこがスタートであっても対応できるベリメリ、
名古屋校であろうと改めて誓ったそんな最近でした。

体験レッスン受けたいけど自分の実力で行っていいのかなぁ?
なんて思ってた、なんて言う現行生徒さんも多いです。

是非是非そんなことはお構いなしで一度お越しください!
一緒に好きになる歌声を見つけましょう!

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