残暑厳しい折、皆様、元気でお過ごしでしょうか?
クソ暑い日々を過ぎて、これからめっきり秋らしくなってくると、
どこか寂しくなってくる一方で、何でもいいから「やってみたく」なります
青い秋空での公園・丘・川べり
肌に心地よい夜風に吹かれるハイウェイ・サービスエリア
15時のカフェテラス
夜中の澄んだ静けさの中で
夜明け前の散歩道で
9月から11月半ばまでは一年でも最強の季節ですね〜
ひとりでもいい、誰かとでもいい、
そこかしこの”20℃のヒカリ”をいっぱい吸いたいね
今から秋のカラフルなシーンをふと想像して、
勝手にプチ感動している京都校のヨシダです
物悲しかったら、、
何気なく感動したら、、
生きてる実感を感じたら、、
ふっと涙流してもいいじゃないか
秋はそれが十分許される季節です
さて、それではまた「Gt弾き語り」の効用のレッスン話です。
今回もリズムの話です。
今回のキモ:パンツビート
『表と裏のジャストをしっかり取れるようにしよう!!』
最終的には好ましいグルーヴ感を身につける必要がありますが、
この「表と裏のジャスト」がとれないと、その域には到達しません。
これがしっかり取れていないと何が起こるか?ですが、、
①歌もドラムも楽器も、バタバタした印象になり、落ち着いた感じもフィット感もない。
②2拍4拍のスネアと微妙にずれるので、いい声で歌っていても上手く聞こえない。
③フレーズ頭とエンドは合っていてもフレーズ途中の歌い急ぎでリズムが全体に崩れて聞こえる。
④ジャスト感のないGtカッティングやストロークは「ひとりよがり感」満載でクールでない。
スポーツでプロとアマの差がとんでもなく激しいのがゴルフだと言われますが、
音楽では、ドラム演奏がその差が著しく激しいです。
具体的にはリズムの落ち着き度の差で、特に
ハイハットの刻み・スネアやシンバル叩くときの一瞬の「タメ」=休符感がアマとは全く違う。
ついで、Gtやピアノのソロ回しでのリズム感に如実に差が出ます。
ドラムほどはっきりバレバレにはなりませんが、楽器のソロ回しでのリズム感の違いと同じく、
Vocalにもそれは当てはまります。
「4拍子を正確にとる」というと【パン・パン・パン・パン】と一小節に4回手を叩くイメージなので、
「それぐらいできるよ〜カンタンっしょ〜」と多くの人が傲慢に錯覚していますが、
それはリズムアウトしない最低限のフレームです。
アマのドラマーが基礎の8ビートのハイハットすらごっつええ加減なのに、
派手なフィルインやオカズばかりやりたがるのと同じです。
正しくは【パンツーパンツーパンツーパンツー】です。
【パン・パン・パン・パン】はオモテ拍だけですが、
【パンツーパンツーパンツーパンツー】は、オモテ拍もウラ拍も両方入ります。
さらに進めると、この【ツー】のウラだけで拍が取れることがキモになるわけです。
それができている人の歌唱は聞く人が聞けばすぐわかります。
実にフィット感が気持ち良いので。。
残念ながら、いい声なのに、これができていなくて「上手くない」人が多いです。
この取り方を常日頃から、音楽聞く時も当たり前にカラダまたはアゴでとってください。
アゴの下がるのが「パン」(オモテ)
アゴが上がるのが「ツー」(ウラ)
ですからね。
上がる方のアゴに強い意識を持ちましょう〜
この記事を書いた人
ベリーメリーミュージックスクール京都校のチーフです。