ベリメリレッスン生のみなさんこんにちは!
名古屋校チーフのアオイです。
名古屋の中心地、栄に校舎を構える名古屋校ですが、すぐお隣の久屋大通公園に
レイヤードと言う新たな商業エリアがオープンし凄まじい人出です。
まだまだコロナが安心出来ない世界情勢の中、大丈夫か?と言う気持ち半分、
でも街が賑わいを取り戻し始めた喜び半分、複雑ですね。
みなさんの周りでも、コロナを怖がっていてもしょうがない、いやいや今こそ警戒でしょ、
と意見が二分されている最近じゃ無いですかねぇ。
有難い事にレッスンでは、もう日に日にコロナの影響や話題は無くなっていってます。
1フレーズの歌唱に、作曲に、歌詞に、悩みつつも楽しそうに挑む生徒さんを見ていると
もう泣きそうです。
でもやはりまだ影響を感じるものがあります。
それは「本番」です。
ミックスライブに、外部ライブハウスなどへの出演プレゼン、
外部オーディション、そしてベリメリオーディション本選。
勿論カラオケボックスで友達の前で歌うとか、
彼女に記念日にサプライズで歌や曲を披露するってのも立派な本番です!
これら本番を見越してレッスンが出来ない事の空気感はやはり平時とは違う感じがします。
そんな遠く感じる様になった本番を少しでも意識して貰えるレッスンを、
奇しくもこのコロナ禍でより意識する様になりました。
例えば、音程に関して良く指摘させて貰う事ですが、
チェストの高音が不安定なのでその音を発声してみて!と注文しますと、
結構な割合の人が裏声で先ず音程を確かめようとします。
まずは正しいピッチを捉えてから、
その上で思い切り声を張ろうとしてらっしゃるのでしょうね。
気持ちはよ〜く解ります!
でも本番ではそんな段階を踏めないんです。
だからしんどくても、自信が無くてもチェストで音を探る癖を付けて下さいと促しています。
逆に、発声練習の1発目、低音で勢い余って高く発声する方もこれまた結構います。
所詮音なんて目に見えないので、音程=力加減でもあるとアドバイスさせて頂くと
途端に良くなる方も多いです。
本番ではその力加減が無茶苦茶になるもんです。
緊張、興奮、尻込み、景色。
もう何が何だか(泣)!
ってな事も覚悟しておかなければいけないです。
本番中、何だったっけ?あ、力加減か!と思い出して貰える、
そして平常を少しでも取り戻して貰えるそんなレッスンを出来たらなぁと心掛けています。
恋人との別れじゃないですが、離れたからこそ大事にしたい事、そして愛しい「本番」!
もうそこまで来てる気がしますよね。
この鬱憤を吹き飛ばすステージを夢見て、今日もレッスン燃えて頑張りましょう!!
でも音程は冷静に‥。
この記事を書いた人
大学在学中、大阪を中心として音楽活動開始。YAMAHA MUSICQUESTをはじめ、数多くのコンテストに合格。大阪でのインディーズCDリリースやバンド活動を経て2002年ACE OF HEARTS よりソロシンガーソングライターaoiとしてデビュー。