『息の轍(わだち)』

息を流すイメージを実感するためには、
息が流れやすい枠を「轍(わだち)」的に感じて歌う曲を付けると
自然にお腹の底から声をスタートさせる意識が生まれ
息を流すイメージが身についてくる。

 

八王子校、横浜校チーフの
本田です。

今回の声模様は〜

『息の轍(わだち)』

について!

猛暑続きですが
皆様大丈夫でしょうか?

たまにとおり雨が振りますが
関東はほとんど快晴
今年の夏は色んな意味で厳しいです。

雨と言えば!

歩道を歩いていて車に水を
浴びせられたことありませんか?

僕は何度も(笑)

なぜスピードを落としてくれないのか謎です。

優しさ持ってるドライバーは
速度しっかり落としてくれますが

雨水は「轍(わだち)」に寄ってきます。

凹むという事は海抜(大げさw)も低いわけで…

ある意味水が流れる軌道になっているのだと思いますが
歌う時に流す息も
この「轍(わだち)」にハマるように
当たり前に流れていく道筋が定まれば良いのでは?

と思うわけです。

川は下流に向かうに従って
幅広くなっていきますが
息の出口はマヨネーズの口だったり
ホイップクリームをデコる時の
円錐形の筒のように
出口に向かって細くなっている方に向かうイメージになります。
(注)殆どの場合、口の中は高音に向かうほど
容積が広くなりますが、、

実際として物理的にどうこう
というわけではありませんが
息の流れがスムーズになるような
「轍」的なものが
トレーニングによって固まってくると
安心した息の流れが染付き
イメージした声が出せるようなる
そんな気がします。

沢山歌いこむことで息の流れを
何度もイメージして流し
体感していく事で
出したい声に繋がる「轍」が
形成されていくと思います。

轍をイメージして声を出す
息の(声の)スタート地点を
下腹部に設定しやすかったりもします。

そして荒々しく水をバシャンと
跳ね除けるようなイメージであれば
車の速度を上げれば良いし
歩行者に優しい眼差しを送りつつ
穏やかな波を作りたければ
息の速度も下げれば良いと思います。

轍(わだち)バカよね〜
お馬鹿さんよね〜♬

とならないように(笑)

是非行きの道筋をイメージして歌ってみてくださいね!

八王子校、横浜校チーフ
本田POM孝信

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