ベリメリレッスン生の皆様、こんにちは~。
名古屋校チーフのアオイです。
日本のメダルラッシュが続く東京オリンピック!
色んな競技や選手に触発されて、普段の生活に新たにスポーツを取り入れようと考える人も多いのではないでしょうか。
僕もその一人で、最近は水泳にハマっています。
夏に水泳と言うと非常に安直ですが、去年の冬からボチボチと続いているので音楽と同じく好きなんでしょうね。
通い始めは周りがクロールの中一人平泳ぎでなかなかに恥ずかしいもんでした。
クロールでスイスイと泳ぎたいのですが、手や足の動かし方より「息継ぎ」がどうもスムーズにいかず暫くしたらまた平泳ぎに戻り休む繰り返し。
ほらまたここでもブレスの難しさかい!
って水の中でよく思っていました。
歌にとっての呼吸の大事さ、コツは過去の僕や他の方も良く声模様にて取り上げているので遡って読んでみて下さい!
まぁ水は飲んでしまうわ、息が吸えてもその瞬間今度は手が上手く回らないわプールで一人溺れてんのかって感じだったと思います。
「はい!ここでブレス!」って解っていても上手くいかない生徒さんの苦しみ悔しさもよく分かった気がします。
次のフレーズを考えてブレスを逃す、ブレスを考えすぎてピッチが甘くなるとか、歌で言うとそんな感じです。
では曲のテンポを下げて練習するかのように、非常にゆっくり泳ぎブレスと左手、ブレスと右手のように的を絞って練習してみるとどんどん上達しました。
次に息をするスパンが問題です。
手が何回水を掻いてから息継ぎをするのが良いのか?
初めは楽なんで、息が続くだけ潜って泳いでをしていました。
ボーカルトレーナーですしね、肺活量には自信があるのでプールの端から端までノンブレスで行くことは出来ます。
ただ残り5メーターはヘロヘロです。
ターンして更に続けるとなると、きっと知らないうちに三途の川を泳いでいることになりそうです。
じゃあ一掻きごとにブレスを入れると何回目かでノンブレスの時よりも苦しくなるのです。
恐らく空気を溜めすぎて横隔膜が張ったり疲れたりしているのだと思います。
本当、歌と息の関係によく似ています。
腹圧で息の出て行き方をコントロールし、定期的に一定数を吸い続ける為のリズム感も必要。
でも、上手い!と見ている人に思わせる為には息継ぎ以上に手も足もスピードも大事と本当に歌のようです。
と、スイミングスクールの様な文章になってしまいましたが、何処にでも歌の上達のヒントはあるということです。
ライブ中の足運びを教えている時に、ごちゃごちゃ教えさせて頂くよりちょっとだけシャドーボクシング出来るようになってみようかとボクシングの
足運びを教えることもあります。
不思議と皆さんそれの方が吸収が早いです。
ライブ中のアーティストの足元よりボクサーの足元や動きの方が少しは目に、記憶に残っているからなのでしょうね。
好きであれば何事にも結び付けたくなるし、何事をやっていても頭がそれを考えてしまいます。
この映画あの人と観たら、あの遊園地あの人と行ったら、みたいなもんでしょうか。
今更ながらですが、歌うことを好きになってもらうレッスンや目標設定の出来るベリメリ名古屋校でありたいと改めて思っています。
スイマーもボクサーもドリーマーも是非一度レッスンを受けに来てください!!
この記事を書いた人
大学在学中、大阪を中心として音楽活動開始。YAMAHA MUSICQUESTをはじめ、数多くのコンテストに合格。大阪でのインディーズCDリリースやバンド活動を経て2002年ACE OF HEARTS よりソロシンガーソングライターaoiとしてデビュー。