ベリメリレッスン生の皆さん、こんにちは!
本日、名古屋は最近では珍しいくらいの大雨です。
もう4月。
「折角咲いた桜が散ってしまうよ~」
街中でそんな台詞をチラホラ聞きました。
ん~その台詞、毎年この時期聞いている様な…。
てことは、大雨も、桜が散らないか心配するのも込みで春の訪れなんでしょうね。
さて、生徒さんから「東京の日なんですけど」と何か相談されたり、どうしてそんな緊張感のある表情してるの?と聞きながら来校を迎える場面があるのも、この時期の風物詩です!
ベリーメリーオーディション!!!!
4月27日に行なわれますベリーメリーオーディション本選の出場者も出揃い、歌爛漫のベリメリです。
名古屋校からも多くの合格者が生まれ盛り上がっております。
名古屋校チーフとしましては、今年の本選合格者の決定には「ひとしお」のものがありまして。
と言いますのも、これまでにも名古屋校、多くの受賞をさせて頂いたり、夢を掴んだ生徒さんがいらっしゃいます。
ですが、ボイストレーナー、ミュージックトレーナー冥利に尽きるかと言えば必ずしもそうでなかった事もありました。
僕らがお手伝いをさせて頂く以前から才能を持たれている生徒さんが多かったという事です。
チャンスさえあれば掴める力を持っている生徒さんに、チャンスへの誘導を行なっただけの様な…。
勿論、その才能を最大限アピール出来る様な指導はさせて頂きましたが、それもやはりご本人のベースの上に飾らせて頂いたり、スポイルしない様に、の様なものだった風に思います。
しかし今年の名古屋校本選合格者の顔ぶれはそうではありません。
毎年のベリーメリーオーディション1次審査、2次審査で過去に苦渋を舐めた経験ありの生徒さん、去年までの本選でレベルの高さに悔しい思いをした生徒さん。
その度に、一歩一歩を僕ら講師と共に歩んできてくれた方達が、努力の先に辿り着いた感があります。
どの生徒さんも出会った当初、正直チーフとしましては「今のままでは本選に進出は難しいかも」から始まった生徒さんばかりでした。
まぁ、まだこれから本番の現時点で達成感を持っていてはダメなのですが…それくらい一年間、いや発声を見直し始めた頃から、歌詞の見直しを始めた頃から、ギター弦の一弦一弦に繊細に取りかかってもらった頃から、年月をかけてよくここまで成長してくれたと思っています。
常々、「歌詞一行を暇に歌っている歌手の歌は、聴き手にはもっと暇なんだ!」と伝えさせて頂いてます。
一行にも忙しくあって欲しいと。
歌唱技術は勿論、歌い姿、表情も含めて。
ですので、歌詞カードは皆さん大体こんな感じになります。
<写真1>
1レッスンで1行しか進まない日もあります。
それを年間60回以上繰り返してきた生徒さん達です。
才能って、努力で手に入れられるんだと逆に教わりました。
もちろん、名古屋校だけに限らず、どちらの校舎の合格者もそんな生徒さん達だと思います。
一堂に会する4月27日!オーディション本選!
あ~心臓が飛び出る思いです。
とにかく、歌に、歌詞一行に真剣に向かい合えるステージであって欲しいですし、その前に自分のパフォーマンスに自信を持って楽しんでもらえる事を願っています!
この記事を書いた人
ベリーメリーミュージックスクール京都校のチーフです。