喉のケアは大事ですが、、、。

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ベリメリレッスン生の皆様、こんにちは!

名古屋校チーフのアオイです。

喉のケアは大事ですが、、、。

12月ですね~!

寒いです、そして乾燥しまくっていますね。

喉のケアにより意識が必要な時期です。

ボイトレの生徒さんたちなら、喉の調子を気にかける事も多いでしょうし、

そもそも風邪をひいてしまっては何も出来ませんしね!

加湿、マスク、うがい、etc…特に気を回したい季節です。

と言う事で、喉のケアについて生徒さんから質問される事も多いです。

 

取り敢えず、

普段からのケアは置いておきライブの前日からのケアに絞って話をさせていただくのですが、

先ず、蜂蜜におでんサイズぐらいの大根を浮かべます。

それを一晩ほど漬け込んでおくと、大根から滲み出た汁と蜂蜜が混ざった層が出来ます。

それをすくい取ってお湯で溶かして、ゆっくり喉を、声帯を温めながら飲む。

それがライブ当日の朝です。

勿論、家を出る頃にはマスクで外気と遮断、

口数も減らしタクシーの運転手さんには行き先を告げる言葉しか吐きません。

飲み物も蜂蜜レモンしか口にせず、絶えずのど飴を舐めています。

ライブ会場の楽屋に着いたら、持ち運び用の加湿器をいの一番にセットし、

室温は25度になる様エアコンもチェック!

龍角散の飴をステージドリンク用の水にも沈めておいて、本番用に用意しておきます。

あとは誰とも喋らず、喋り掛けられもしない様に近寄りがたい憮然とした表情を決め込みます。

はい、、、一時は喉のことを考えすぎてそんなライブの1日になっていた事もあります。

 

しか~~し!楽しくないんです!!そんなライブ。

全てやめました!

 

もう神経質になり過ぎで、

想いを爆発させるものであるはずのライブが、爆弾処理班の様な慎重さです。

で、今は喉のケアなどもう放ったらかしですw

 

勿論、風邪は大敵なので

普段からの手洗いうがいはかなり時間を掛ける事が癖となって身に付いておりますが

「声のために!」「ライブ本番のために!」で行なっているケアは今はもうやってません。

 

そもそも、ステージに上がれば乾燥している空間が多いです。

喉の調子が良くても集客が少なければ空気は寒く、より乾燥します。

お客さんが多くても、緊張しまくれば喉は乾きます。

ケアに神経が持っていかれるよりその日を楽しみ、

その日しか会えない出演者やお客さんと話まくって喉を温める!

それの方がライブ中の声の調子が良くなりましたので、それ以降ずっとそうです。

 

代わりに一つだけやれる様になった事があります。

 

飴やガムを口に入れたまま歌うことです。

結構練習しました。

 

飛び出さない様には勿論、歌の強弱や発音にも影響が出ている様ではいけませんし、

何よりお客さんにどのように映るかもしれませんのでなるべく悟られてはいけません。

出来るようになってしまえば、

曲間に焦ってステージドリンクを飲まなくてもライブ中絶えず潤ってます!

本番中に口の中に何かあるのはイヤ!って方も多いとは思いますが・・。

であれば、あとは曲間にゆっくりドリンクを飲めるMCの話術と所作を身につけてください!

 

ライブに出る生徒の皆さんはいつも、

大事に大事に忘れず忘れずステージにドリンクを持って上がるのですが、

結局一口も飲めないまんま、

しかもペットボトルをステージに忘れたまま降りてしまう方も多いです(苦笑)。

 

というわけで、ライブには喉よりもケアするべき技術や所作があると思いますし、

それらが心や歌唱の余裕を生み出してくれた方が喉も乾きません!

 

ちなみに超有名なロックシンガーがライブのために禁煙していたらしいのですが、

ツアー中あまり調子が上がらなかったらしいです。

で、我慢していたタバコを吸ったら、調子が戻ったらしいですww

勿論オススメはできませんが、そんなもんです。

 

「喉のケア」で調べれば、いくらでも色んな例が出てくるとは思いますが、

神経質になりすぎて元来の歌の楽しさ本番の楽しさを忘れないようにしましょうね!

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