発声練習

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ベリメリレッスン生の皆様、「おっはようございまっす!!」。
名古屋校チーフのアオイです。

今回は発声練習について書かせて頂こうと思います。

vocalization_practice

世の中には色んな発声練習があると思います。
数多あるボイトレ、ボーカルスクールでも各々その方針は違いがあり内容も違うと思います。
ベリメリの中でさえ各校舎、各講師で大事にしているものは違うと思います。
どの様な内容でも声を出している以上無駄な練習は無いと思う、というのが大前提として
僕個人が大事に行っている事を書かせて頂きますね。

1、簡単な音階で発声を変える練習

音階の動きではなく表現の動きの練習とでも言いましょうか。
10分間の発声練習が行われているとして、10分間の中で音階の並びが変わっているだけや、
リズム、譜割りが変わっているだけで種類が増えてしまっている練習になっていないでしょうか。

ドレミの三音でも良いですし、たった一音の発声でも良いですので
「強い、普通、弱い」や「熱い、冷静、寂しい」など
同じ音階でも表情が違う声質を探していただきたいです。

例えば低い「ド」の音で「強い、普通、弱い」のコントロールが余裕だなと感じられれば、
今練習している曲に出てくる「ド」についても考え方が変わってくると思います。

ただ「ド」なんだと思っていたものも、どのアプローチの「ド」を使った方が
メロや歌詞に合うだろうか?と考えられる様になると思います。
1つの音階練習があったら強中弱など3回は同じ音階をアプローチを変えて行ってみてください。

2、発声練習でもマイクを使おう

これは技術や声帯に云々の練習ではないですが、皆さん何か目標があって
歌を習ってらっしゃると思いますがその成果を発揮する場面ってどこでしょうか?

ライブ、配信、カラオケ、忘年会、結婚式。

今の時代ほぼほぼマイクを使用した場面となると思います。
マイクの音量にビビって、また感覚が違って普段通り歌えなかったというのは多々あることです。

発声練習はアカペラ!なイメージがありますが、だからこそ人と違うことをやって
人と違う慣れを手に入れても良いのかなと思います!

3、鏡を見ながらの発声

演歌の大御所北島三郎さんが若かりし頃、師匠に弟子入りしてからしばらくは
何も教えてもらえず手鏡と睨めっこしながら歌えと言われたらしいです。

口内空間を取る大事さや、下顎の力のコントロール、舌の動きなど細かな事は
レッスンにて指導させて頂くとして、自分なりの口や顔のイメージは本当に大事です。

個人的には顔は思い通りの声を出すための「ルール」や「条件」くらいに思っています。
実際、顔つきを覚えてもらった方が難しいことよりも、苦手だった高域の発声が
安定した方が多くいらっしゃいます。

余談ですが、のどち○こ…なんか別の言い方作りませんか…日本。
正しい名称は「口蓋垂」らしいのですが、
『口蓋垂を~』と生徒さんに言っても結局のどち○こと説明が要ります。
これだけセクハラやコンプラを気にする世の中にしたのなら違う言い方を作ってくれよ!!日本!
のどっち、喉しずく、喉たぶ、ぶら下がり君…なんでも良いので。

とにかく鏡で、のどっち、を覗きながら声を出すだけで
出しやすくなる高さや深くなる声質があるかもしれません。
曲中でもその顔が作れれば求めていた声が出せるかもですので是非試してみてください。

と、至極簡単でくだらない内容だったかもしれませんが、
じゃあやってますか?と言うとやってない方が多いと思います。

簡単で上手くなる!が名古屋校のモットーです。
是非お試しください!

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