声模様をご愛読の皆さまこんにちは~
代々木校チーフの本田です。
今回はプロ志向の歌うたいになりたい方へのメッセージとなります。
もちろんそうでない方も「なるほど~」と何かのヒントになれば幸いですが。。。
今年の4月に行われた「ベリーメリーオーディション」決戦大会にて
各校精鋭の歌唱がなされ、グランプリ、準グランプリ、最優秀歌唱賞が各一名
そして数名の特別賞が選ばれたわけですが!
オーディションにご招待したみなさんは音楽業界で数々の偉業をなしている方ばかりで
その中に縁あって見に来ていただいていた僕のかつての所属事務所のプロデューサー
Tさんもいらっしゃいました。Tさんは帰際に3名の出演者に後日会いたいとだけ言い残して帰っていきました。
もちろんその3名が特に優れていて・・・・とかいうことではなく
Tさんの琴線に触れたというか、あるベクトルの中で単純に興味がわいたということだと思います。
まー縁があったというか、出会ってしまった!ということだと思います。
僕も経験ありますが、多くのオーディションに音源を同じように送っても
興味を持ってくれる会社とそうでない会社がある!ということです。
好みのルックスやスタイルも違えば
会社のジャンル特性もあります。
そして、この先にどんな素材が世の中をあっと言わせるのか?なんて
いわば博打だと思います(笑)
育成担当も自分のカン、感性を信じ試行錯誤しながら育ててみる
手を施してみる。
そんな中で商品として店頭に並べてみる価値を探るわけです。
もちろん陳列しても売れない商品があるのと同じように
アーティストとして世に出ても期待はずれな結果に終わることも多々あるのだと思います。
あ~これ以上これ話すと切なくなってくるのでこの後のお話は前向きに(^^
というわけで出会うことがまずスタート♪
別の生徒には別のスカウトマンさんが同じように声をかけています。
ありがたいことに今回沢山お声がけいただけています。
出会いが少しでも実を結ぶことを信じつつ
毎年その出会いの場を作っていきたいです!
本当に本当にカタチになって欲しい!
その一心です。
さて、話は戻ってそのTさんとの面談も既に2人行われ
数々のアドバイスを頂きました。
今回はその中で本田自身も勉強になったこと
改めて納得したことを2つほど
まずひとつ目は!
『ロックスターならステージに上がった時にキャーって騒がれないとね』
とてもシンプルですね。
プレスリー
ビートルズ
etc
自分自身が主張するロックが、存在が求められていなければ何も始まりません。
「キャーかっこいい~~」存在でなければファンはお金を出してわざわざライブステージを見に来てくれません。欲しがられる、求められる存在
ステージの上は憧れが溢れている場所です。
ファンの瞳はロックスターに釘付け!
時にはお漏らしする人もいるのですから。(これほんと)
カリスマは自身の足の指の先まで把握しているといいます。
歌
表情
身振り手振り
ステージドリンクの飲み方
発する言葉(声のトーン含む)
衣装
全てが見られています。
きっとロックスターに限らずステージに立つシンガーはそうあるべきだと思いますし。
ライブでもオーディションでもなんでも人前に立つ限り
そのつもりでいること、日ごろからそうあることを意識していることは必要不可欠です。
是非このことを心の片隅に留めておいてください。
きっと見られる意識を成長させてくれると思います。
そして2つめは!
『アーティストとして総合点を上げろ!』
同じくらい歌がうまい場合、演技もできてスタイルもよく
顔もいい!
作詞作曲もできてギターやピアノも弾ける♪
ダンスだって!
片や歌しか歌えない。頑なに歌にこだわり歌しか歌おうとしていない。
どちらが得策か?
基本的には明白ですよね。
もちろん、歌が滅茶苦茶突き抜けているとかなら話は別ですが。
いろんな才能があるのでもちろん一概には言えません。
一芸に秀でるか総合点を上げるか?
という問題ではなく・・・・・
一芸に秀でていようが総合点は上げるべきだと思うしね。
上限なんてないんだから!
だいたいこれくらい秀でていたら大丈夫!ってことはないわけで。
誰がどんなキミに興味を持つかなんてわからないし
あまり使いたくないけど確実に『運』というくくりのものもあると思う。
スカウトマンにも色んなkたがいらっしゃいます。
やるだけやってたほうが良いしきっと人生においても無駄にはならないと思う。
可能性を広げて篩にかけられたときに網の目から落っこちないように準備しておくのも悪くないよね。
オーディションで上に上がっていけないってことは・・・・・何かが足りない?
同じことをやっても個体差がありそれが面白かったり!
できること、発想することの組み合わせによって
今世の中にない面白いカタチが生まれるかも?
などなど
伝えたいこと まだまだ書き足りない(笑)
続きはレッスンで!ってことで
Tさんという先人からのエール♪でした。
心の片隅にトピックスとして納めておいてくださいね。
代々木校チーフ 本田’POM’孝信
この記事を書いた人
レッスン中も得意の駄洒落を連発する癒し系講師。所属するバンドcan/goo(アニソン中心)はキングスーパーライブ2018(東京ドーム)にて水樹奈々、宮野真守など豪華アニソンシンガー等と共演♪作詞作曲家としての視点も持つ。