歌は3分間のドラマです

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どうも!初めまして!
八王子校チーフのUZAです。

8月にオープンした八王子校ですが、おかげさまで順調に生徒さんの数も増えて来まして、日に日にスクールが賑やかになってきました。

声模様vol.123「歌は3分間のドラマです」

八王子の街は本当に活気があってほとんど毎週何かしらのイベントが開催されています!

ベリメリの近くにもイベントスペースがあって時々そこで歌うアーティストさんの歌声が受付にまで聴こえてきます。

そんな時私は、いつの日かベリメリ八王子校の生徒さんがあのステージに立つ姿をイメージしながら・・・おい、その時はもう少しボリューム落としてくれよ。と心の中で呟いております。

さて突然ですが皆さんは「歌は3分間のドラマです」なんて言葉聞いた事ありますか?(古っ!とツッコんだ方は同世代!?)

私は8月からレッスンを始めて、この「ドラマを作る」ということの必要性をひしひしと感じております。

現代人は人前で歌う機会が本当に多いですよね

これから年末にかけては忘年会の2次会でカラオケ!なんて機会も増えるかもしれません。

プロであれ素人であれ人前で歌う時はオーディエンスの注目を惹きつけたいものです。

カラオケで皆に背中を向けられ飛び交う雑談の中、ひっそりと歌を歌うことほど悲しいものはありません。

それでいて間奏でおざなりの拍手なんてもらった日には、軽く人間不信になりかねません。

そうならないためにはどうすればいいか?

ずばり、歌にドラマを作りましょう。

一曲の中にあなたの人生を落とし込んで主人公になりきって歌ってみましょう。

・・・それだけです。

昨今、上手いだけではオーディエンスは喜びません、一曲目は聴いてもらえても2曲目以降は一人リサイタル状態になってしまします。

常勝軍団だった時の西武ライオンズの観客動員が落ちたように
強いだけ、上手いだけではダメなんです!!!!

私が大好きな昭和の歌謡曲に多く見られる、作詞のプロと作曲のプロと編曲のプロの仕事がガチでぶつかり合っている作品には、まるで一本の映画のような時間の流れ、感情の移り変わりが巧妙に表現されています。

その3分間にはまさに人生が凝縮されています。

行ったことのない場所にも行ったつもりになれますし
経験のない初恋のドキドキ感もまるで自分のことのように感じたり
私なんか飲めない酒を浴びるほど飲んだ気になったり
ずっと帰宅部で誰よりも先に学校からいなくなったのに
「オレンジ色の教室で風に揺れるカーテン、遠くでブラバンの音がする・・・」
な~んて聞くと超~胸キュンの放課後なんかをイメージできます。

もし一曲でも「そうそう!あるある~!」って思える楽曲があれば
是非!その想いを込めて歌ってみましょう。

そうすれば頭にネクタイを巻いた酔っぱらいが感情込めて歌う河島英五さんの「時代おくれ」が音程もリズムも悪いのに、何故あんなに哀愁を表現出来るのか?その理由がわかります。

えっ!・・・わからない?

という人は是非You Tubeで美空ひばりさんの「悲しい酒」じっくり観てみてください。

そこに答えがあります。

「ドラマを作る」
これはプロの持ち歌であれ、素人さんがカラオケで歌う時でも同じです。
ただメロディーをなぞるんじゃなく、言葉を乗せて想いを吐き出して下さい。

「いい歌」を歌って下さい。

まぁそこに行き着く為にまずは基礎って事でカリキュラム8があるのですが...
その辺の話はまた次回に!

以上、秋深まる八王子からチーフのUZAでした。

あっ!間違ってもカラオケの一曲目に「悲しい酒」は入れないように!

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