露出していきましょう!

皆様こんにちは!
代々木チーフ 本田です。

この、声模様♪
ベリーメリーのチーフ陣を中心に、そしてたまに講師の皆様からも原稿を頂きまして!!

本当に本当に様々な角度から歌にまつわる貴重なご意見が聞けて
僕自信とても楽しみながら読んでいます。

音楽というものは本当に価値観が多様です。
感じることで自分にとっての音楽が練り上げられてくるんでしょうね♪

自分というデバイスを通して感じて蓄積した音や言葉がでで来るわけですから
それは個性的な自分だけのもので、あってほしいものです。

さて、そんな流れで!
今回は僕の初声優デビュー話(笑)
アニソンバンドとしてデビューしてますので
沢山の有名声優の方と日頃交流があるのですが
自分が声をあてるのは今回初めてで…

刺激的且つ戸惑いが隠せない…^^;
以前僕のバンド can/gooで
『軽茶しんどろ~む』というラジオ番組のラジオドラマの主題歌を担当させて頂きまして
その次回作をまた!
声優の白石涼子ちゃんと
can/gooのユニット
『かんぐぅりょっち』にて担当させて頂くことになりました。

しかもそのラジオドラマに声優としても参加してほしいとオファーが♪

貴重な体験ですよね。
もちろん日頃表現者としてステージに立っているものの
特に演技だと意識してやっているわけでもなく…

今回台本を頂き読んでみると、can/gooの自分役で話す設定(笑)

自分を自分で演じる!?

難しかったですが
さてさてどんな仕上がりになるのやら!?

自分でも楽しみです♪

2018_0328_01

 

 

 

 

 

 

 

 

そして今回勉強になったのはプロの声優の皆様の息づかいでした。

当たり前のように、声の響きや話す癖があり
そんなオリジナリティを持ってる彼らの演じる様は素晴らしく勉強になったわけです。

実は僕は渡部篤郎さんの物真似とか…
声のあてかた、響かせ方、行きの混ぜ方、開きかたなどなど
コントロールの仕方を熟知してるので
色々と物真似は得意なんですが(笑)

演じるということは物真似ではなく
自分の声の個性の中に役作りしたキャラクターを植え込む作業だと思いました。

監督さんが仰るには
有名声優さんの声はそれぞれに癖というか個性があるので
話し出す時の息づかいと、話終わった時の語尾のニュアンスにその癖が出てしまうとのこと。

本当にすさまじかったです。
アフレコ現場

たまにアドリブもありますが
台本通りにに話しているのに

間の取り方、話し出す前の歯の食い縛った感じ
少しどもってみたり
話したあとに吐息を混ぜて
ためらう気持ちを感じさせたり。

会話の空気感から仲が良かったり悪かったり…が伝わり

与えられたキャラクター設定を前提に変幻自在に演じていました。

でも
声優マニア達が大好きな声優さんの作品を見ていると
ほとんど誰の声だかしっかり分かるらしいのです。

もちろん認識している声優さんでなければ区別がつきませんが(笑)

女の子がキュンキュンするイケメン声優と言われる方々は沢山居て
彼らがそれぞれにで
『優しく少し影のあるイケメン』を演じると…マニアでなければ聞き分けは難しいでしょう。
で、何が言いたいかともうしますと!!

まず個性とは沢山の人生経験から沢山の感情が芽生え
その都度、自分が伝えたい気持ちを持って表現していく中で試行錯誤した結果身についた癖…であること。

かなり簡単に説明したので全て出はないですが間違いなくそのようなものです。
そして色んな見聞に影響され色濃くなっていきます。

その癖がライブやレコーディングしたものとしてどんどん露出して、誰かに認識され受け入れられた時に

『あの人はこうだ!』

ということになると思います。

声質含め、それが誰かの癒しになるほど好まれたりするかどうかで必要性も生まれてきます。

また、世の中に無いような新しい癖を持った人が現れると露出させてそれが欲しがられるものなのかを確かめたくもなります。

僕ら表現者は自分をどれだけ欲しがられる商品として
育て上げていくのか?

考えているのだと思います。

ある種の隙間産業ですかね。

オーディションに勝ち上がって!

沢山ライブをして

レコーディングして自主制作でもなんでもCD存在を作り

飲みにいって知らない誰かと熱く語り合ったり

YouTubeやTwitterなどのSNSでアピールし
僕らは自分を求めてくれる誰かとどんどん出会うべきだと思います。

僕自信
声優の、経験が今後の歌に活きてくることを楽しみに♪

さぁ~さ!みなさん。
露出していきましょう!
最後に!
早見沙織、豊永利之さんなど今をときめく声優陣との共演も嬉しかったけど…

今回共演した男性イケメン新人アイドル声優がベリーメリーの生徒だったのもホント嬉しかった♪

頑張れ!

この記事を書いた人