高田馬場校のチーフのつんたです。
寒暖差が激しい今日この頃です。
体調管理に十分注意しましょう!
自分は一回風邪を引きました(笑)。
ここ数回の声模様でも特集されてますが(笑)、
先日四谷天窓で開催されたベリメリオーディション本選について書こうと思います。
代々木校、高田馬場校、横浜校、名古屋校、京都校の各校の
一次審査、二次審査を勝ち抜いた総勢15名による、
オリジナル曲、規制曲、カラオケ、弾き語りによる、
一人一曲の熱い闘いが繰り広げられました。
大手メジャーレーベル、プロダクション、
プロデューサーなど沢山の業界関係の方々に観に来て頂きました。
今回で4回目のベリメリオーディションですが、
「毎回レベルが上がっている」と嬉しい感想を沢山頂きました。
嬉しい限りです。
出演者の「この一曲」にかける思いが凄まじく、
現場にもひしひしと伝わっていました。
とても良い緊張感のあるオーディションだったと思います。
普段以上の力を出せた人、出せなかった人、様々だと思いますが、
皆さんとても真っ直ぐな気持ちで歌ってらっしゃいました。
出演者の皆さん、とても素敵でした!
何名かの出演者が業界関係の方々に興味を持って頂いたようです。
何とかデビューまで歩き続けてもらいたいです!
今回自分が一番実感したのは、セルフブロデュースの大切さです。
歌えるのは当たり前!アーティストとしての自分を如何に伝えるか?
可能性を感じさせるか?それが業界スカウトマンの目に
止まるカギだと思いました。
さて、自分の武器は何でしょう?
抜群な歌唱力、声質、楽器演奏の上手さ、フィーリング、
キャラクター、MC、ステージング、ルックス、楽曲のクオリティ etc.
これらが全部その人の個性になると思います。
一発勝負のオーディションでいつでも100%のパフォーマンスが出来るとは限りません!
体調管理ももちろん、オーディションまでの準備の仕方は大事です。
それでも出来なかった時の対処もこれまた必要でしょう。
自分の良いところは伝えないといけませんから。
失敗しても誤魔化す技術力も必要です。
練習、経験を重ねて行くしかないことですが、
普段から自分の武器を使えるような姿勢が好ましいです。イメージしましょう。
良いものを持っていても、それが伝わらなかったら意味がありません。
上手く歌える曲が二、三曲、それも全部バラードとか、
オリジナルは全部で二、三曲しかなく曲調がどれも似てるとか、
かっこ良く動きたいけど、動き方がわからないとか、
ダイエットを始めても直ぐに挫折するとか、自分を良く見せるメイクの仕方がわからないとか。
「他の楽曲も聴きたい」と言われた時に自分の可能性の提示が出来ないと思います。
もしこの世に音楽で出たいと思うのであれば、もっと貪欲になることが必要でしょう!
そうです、プロを目指す皆さん!「あわよくぱデビュー」じゃ無理です。
一度きりの人生だ、もっともっと本気になろうじゃありませんか!
今回のオーディションでは、グランプリと最優秀歌唱賞が高田馬場校からの出演者でした。
二人ともセルフプロデュース、自分の武器が良くわかっていたと思います。
グランプリのナガヲカマミさん
作詞作曲はもちろんプロをも唸らせるアレンジ、トラックメークでした。
とても存在感のある歌でした。
最優秀歌唱賞の宮崎将豪君
圧倒的な表現力、迫力あるステージングでした。
安心して聴くことが出来る歌でした。
夢を追う若者が減少しているのでは??と思う今日この頃、
まだまだこの国にも夢が残っているじゃないか!と嬉しく思えたとても良い一日でした。
この記事を書いた人
1996年 PONY CANYONよりメジャーデビュー。2002年より、ボイストレーナーとしてプロ・アマ、ジャンル、年齢問わず、幅広く指導中。