少しミステリーですが
先日愛用しているLINEの友達登録に
亡くなったはずの師匠(人生の)の名前が新規で上がってきた。
もちろん本人のはずがなく(笑)
人生においてとてもターニングポイントとなる出会いだった方なので
亡くなっても電話番号を消すことが出来 ず・・・・・・
いつの間にかそれは誰かの電話番号になったのでしょうね。
でもそのLINE友達登録すら消すことはせずに大切に残しています。
その方は、僕が東京に出てきて事務所の社長に
「しばらくここでバイトして曲作ったり歌練習したりして成果を持っておいで!」
と入れられた事務所の経営する居酒屋でした。
そこの雇われ店長をしていた方が師匠です。
萩原健一さんが大好きなその店長は
中途半端なことが嫌いで、意見が食い違うとお客様に挑む
サービス業に向いていない方でした(^^;
その師匠が僕によく話してくれた言葉・・・・・
「POM…(僕の事です)お前は人を巻き込んでいかなきゃいけないんだよ」
その時には何となくしか受け止めていなかったその言葉が
今となってはとても必要な言葉だと気づいたのはだいぶたってからです。
ボーカリストは船長です。
傾きそうな船からネズミが居なくなるように
魅力的な声や技術、そして人間力を持ったボーカルと一緒にバンドを組むことは
ギタリストやベーシスト、ドラマーにとっては大切なこと。
魅力のない人とやっていてもつまらないという感覚的なものもあるだろうけど
正直多少の打算は生まれると思う。
だからこそ脱退や解散、休止や再結成など様々なバンド模様が繰り広 げられている。
一言でいってしまうと
ボーカルって大変なのよ。
※バンドの曲を作る担当の楽器担当も船長のようなもの。
要になるメンバーという意味では。
彼らはいろんなもの背負ってる。
中途半端だと誰も相手にしてくれない。
プロ志向だろうと趣味志向だろうと同じ
楽しかったり凄かったりと刺激的で魅力的でないと
同じ音を奏でるときになんだか物足らなさを覚えてしまします。
だからこそ迷いのない歌を歌うために
迷いながらも試行錯誤し、できるだけ逃げずに人生を突き進み
血となり肉となる歌を歌ってほしい。
「あいつすげ~」
言われたいよね。
ずっと巻き込まれながら音楽を楽しむ人もいる
あたりまえ。
巻き込まれていたら巻き込みたくなったってこともあるだろうし
巻き込むのに疲れて巻き込まれてみる人もいる
(このタイプは少ないとは思うけど)
会社にも社長が居て専務が居て常務が居て
部長が居て副部長が居て課長が居て係長が居て(笑)
大なり小なり巻き込んだり巻き込まれたり・・・・・
回りくどい感じですが
僕の思うところ、結局は誰もが巻き込んだり巻き込まれたりしている中で
自分の立ち位 置を見極めつつ協力し合って音楽を楽しめたら
とても有意義な仲間とのほんとに楽しい「音」が生まれるような気がする。
一人でも温度が違うと、体温が違うと違和感がある。
理想かもしれませんが追い求めたいですね。
くだらないことに時間を費やしたくないですから。
ベリーメリー全校でそうみたいですが
代々木校でも生徒が自主企画でライブイベントを企画したりして楽しんでいます。
志向性に関係なく。
どうか巻き込ん だり巻き込まれたりしながら色んなことを考えて欲しいです。
そして僕も師匠の言葉をかみしめながら自分のやるべきことを見極めていこうと思います。
声模様・・・・・?
またもや人間模様ですね(笑)
でもそれが音に彩を添えてくれます。
夏に向けて沢山の友達と音を交えていきましょうね♪
最後に宣伝ですが(笑)
大切な友達の中から!
数名のFRIEND GESTを迎えてライブをします。
52歳のバースデーライブですが(^^;
ご興味あれば!ごじゆうに(52)どうぞ!(笑)
POMの人間模様見に来てくださいね。
http://pomcangoo.com/
代々木校チーフ
本田’POM’孝信
この記事を書いた人
レッスン中も得意の駄洒落を連発する癒し系講師。所属するバンドcan/goo(アニソン中心)はキングスーパーライブ2018(東京ドーム)にて水樹奈々、宮野真守など豪華アニソンシンガー等と共演♪作詞作曲家としての視点も持つ。