MC…って?
一般的に、だとこれはライブ中に話をする事を表しますが
略さずに書くと~
『Master of Ceremony』
頭文字を取っている。
そう!
セレモニー(催しもの)をしきる人
ってことなんです。
いわばライブの流れをスムーズに
押し進めるためのキーマンってこと!
MCの部分はこのキーマンの出る幕ってことです。
MC=主役のトーク
的な。
時に!
次に演奏する楽曲の歌詞を要約したり
曲への想いを語ったりして説明しつつ雰囲気を作り
より一層立体的に演出したり
時に!
自分を知ってもらうための時間にしたり
時に!
様々なエピソードを語り
客席を盛り上げたり…
言葉が曲に花を添えてくれます。
もちろん緊張していてはしどろもどろになり
伝えたいことの半分も言えないなんてことも(^_^;
慣れという名の経験値も必要!
慣れるまでは予め筋書きをイメージしたり
メモしたりする事も大切になります。
例えば5曲のライブだと…
1曲目
~MC~
(勢いを増す一言)
長く話す場合は前回のライブでのエピソードや
今日の意気込みやテーマを伝えたり
2曲目
3曲目
~MC~
(4曲目を作ったきっかけを話す)
4曲目
~MC~
(次のライブの告知や今日の感想と感謝の気持ち)
5曲目
こんな感じでしょうか?
僕は必ず前日にセットリスト(曲順表)を把握しつつ話すことを大まかに頭の中でリハーサルします。
笑かしにかかるときのネタなど
忘れそうならメモしたりも!
時には話の展開を複数想像して
展開先の枝葉の話を数種類準備しておいたり(笑)
あらゆる展開を想定して
ありとあらゆる可能性を視野に入れていきます。
これ、意外に落ち着くんですよ!
何処の世界(社会)にもあるイメトレ
これって結構大切だったりする。
後はステージに棲んでいる魔物と仲良くなるか?
天使と仲良くなるか?(笑)
ライブという実践を繰り返していると
トークが自然にセレモニーを盛り上げてくれる助けになる。
次第にね。
ライブは文字どおり生物です。
生きた歌唱と語りが
唯一無二のライブを創る。
楽しいですね
また来たい!
また見たい!
と思わせるライブにするために
沢山イメトレして沢山経験して欲しいです。
先日、レーベル仲間だった
アニソンバンド『angela』さんの
初武道館公演を見てきました。
トーク冴え渡る彼らのステージは
数々の裏切りやサプライズ
ファンが求めている言葉で紡がれ
観客全員を魅了していました。
さすがです!
圧巻のステージングでした。
MC上手になって素敵なステージを演出!
一体感のあるライブを
また見たくなるライブを
目指しましょう(^_^)
つづく…
代々木校チーフ
本田`POM`孝信
この記事を書いた人
レッスン中も得意の駄洒落を連発する癒し系講師。所属するバンドcan/goo(アニソン中心)はキングスーパーライブ2018(東京ドーム)にて水樹奈々、宮野真守など豪華アニソンシンガー等と共演♪作詞作曲家としての視点も持つ。