打ち抜く

Posted on

ベリメリ生徒の皆さんこんにちは!

名古屋校チーフのアオイです。

少し春の足音が聞こえ始めた名古屋校です。
名古屋校の真ん前に矢場公園と言う広〜い公園がありまして、そこにロフトへ続く大きな階段があります。
その階段でお昼を食べたり、友達と語り合ったりする人がポツポツ現れると春が来るんだなぁって気分に毎年なります。

声模様vol.189「打ち抜く」

さて春を感じると言えばベリメリでは春はオーディションの季節なイメージです!
ただ、去年までは…です。

今年は最終審査(東京での本選)は7月に開催です!
これは本選出場が決まった生徒さんによりスキルアップをして本選をむかえてもらおうという意味もあります。
僕ら講師陣としては「音楽業界から誰か声がかかれば良いなぁ〜」ではなく「声を掛けさせる!」そんな準備期間なんだと思っています。
「打つ」ではなく「打ち抜く」意識を僕らが持っていないと、代表になった生徒さんに失礼だ!くらいに思っています。

最近、生徒さんではないのですがDTM(パソコンでの音楽制作)を教え始めた方がいて、その方の習得の速さに驚かされる事がありました。

始めはどのキーを押せば再生です、巻き戻しですみたいな、そのくらい初心者なレベルでした。
ましてや、DTMはボイトレやギター、作詞作曲などのレッスンと比べると「ある程度」まで行き着く方が少ない印象がある特殊技能だと思っています。
なのに、なのにその方はもう売り物のCDにしても良いのじゃないか?くらいまで良い音で曲を作り上げています。

DTMに関して挫折する生徒さんが多い中、その差は何なんだろう?

思い出してみると、「プロのCDの音にしたいんだ!」「どうせなら機材の費用が高くても最高峰の機材を買って、最高峰のレベルの勉強がしたいんだ!」そんな事を最初からおっしゃっていました。
実際、機材の勉強やリサーチももの凄いスピードで実行し、既に僕も羨ましいほどの機材の所有者になっておりまして….ホント羨ましい…^^。

挫折する方は「取り敢えずパソコン持ってるんで」とか「無料の制作ソフトでも出来ます?」とかから始まります。
勿論どれだけお金をかけられるかの話しではありません。
パソコンで音楽が作れる事が目標のゴールなのか、ツールとしてのスタートなのかの違いだと思うんです。
これも「打つ」ではなく「打ち抜く」の違いなんでしょうね。

そういや小学生の頃100m走で、ゴールをゴールと思わず更に先まで走り抜けなさいと言われてた事まで思い出してしまいますw。

と、なんの話しだ??ってくらい逸れましたが、ベリメリオーディションは本選どころか未だ4月に2次審査が待ち構えています。
そんな時期なので生徒さんから審査に向けての相談を良くされます。
歌う前の一言アピールは適当で良いですよね?
写真も適当なもので良いんですよね?
曲のキーは?
レッスン回数ってそのままでいいですかね?
etc…。

個人差もキャラクターもありますので答えは無いと思いますが、それが「打つ」なのか「打ち抜こう」なのか違いが解っている人は自身が納得する答えを持っているのではないかと思います。
過去本選まで行かれている方はそんなところが他の人に比べ違った様にも思います。

名古屋校では今、もう二次をパスしたとして本選の練習をしてもらっています。
マイクを立て、人の目にさらされて、目線なんかも当日の会場を意識して。
実際全員が合格出来る訳では無いですが…どうせ挑戦するなら。

打ち抜こうとする姿や想いや実行が、人の心を撃ち抜くんだと思います。

寒っっ!!

春と言えどもまだ寒さの残るこの時期を越えて暑い熱い夏を共に目指しましょう!
声模様vol.189「打ち抜く」

この記事を書いた人