皆様お久しぶりです。
代々木校チーフの本田です。
残暑がまだまだ厳しい中
少しだけ厳しいコラムを(笑)
我がベリーメリーにはベリメリ検定という定期テストのようなものがあります。
年に2回だけのオーディションのようなテストです♪
本格的なプロ仕様のレコーディングシステムを使い
フルコーラスにて2回歌唱して良いと思ったほうを選んで提出し
その音源を審査員(主にベリーメリー講師)が重箱の隅をつっつくように聴きます。
もちろんプロになりたい生徒だけが受けるのではなく
音楽を楽しむために、成長を楽しむために誰もが受けます。
チーフとして全校のエントリー者のレコーディング音源を聴きます。
そして気づくのが音程の甘さ。。。。。
特にそのスケールにおいての半音の存在するメロディーの分部は妙にずれてしまっていることが多いです。
ドレミファソラシド(キーC)においては ミとファ シとド の分部です。
そう!!間に黒鍵が無い辺り。。
黒鍵が存在しないということはその2音の間は狭い(近い)わけで
そうなると違いを明確にしっておかなければかなり曖昧に歌ってしまうことになります。
総じて半音移行の存在するメロディーは暗く怪しげなニュアンスになります。
例えば、世にも奇妙な物語のテーマ曲
番組の意図にぴったりはまっています。
というかはめるために考え抜かれた半音階のメロディーです。
皆さんもちろん聴いたことありますよね。
差異のあまり無い狭い音幅の違いをまず明確にすることで
音感というものが育ってきます。
身体に半音というより細かい刻みが入るわけですから
よりクールに音程に対してのジャッジが出来るようになるわけです。
せっかく良い声を出していたとしても気持ちの良いところに音程が入っていかないと
その良い声も曇ります。
是非とも音程のトレーニングに半音階に特化したものを織り交ぜて欲しいですし
また半音というものに着目しながら歌っていって欲しいです。
大好きうな歌なのにうまく歌えない歌があったら
メロディーを分析して半音移行の分部に印をつけて気を付けながら歌ってみてください。
意識が人を変えます。
音楽(響き)も変えてくれます。
心地よい声と音程のずれていない心地よい歌声♪
年末も検定にて皆さまお待ちしています!
※検定は毎年5月と11月に実施しています。
もう年末かよ!(汗)
代々木チーフ 本田
この記事を書いた人
レッスン中も得意の駄洒落を連発する癒し系講師。所属するバンドcan/goo(アニソン中心)はキングスーパーライブ2018(東京ドーム)にて水樹奈々、宮野真守など豪華アニソンシンガー等と共演♪作詞作曲家としての視点も持つ。