どうも!八王子校のUZAです。
突然ですが、私はもう20年ほどテレビってもんを観る習慣が全く無い生活を送って来ました。
特に不便を感じる事は無かったんですが、年末に我が家のテレビが故障しまして、お笑い好きの娘がそれまでは外付けのハードディスクに番組を録画していたんですが「画面が移らないと予約録画が出来ない!」という事で急遽ブルーレイレコーダーって奴を購入いたしました。
が!これが優れもので!
同時に沢山の番組を予約出来る!
携帯から番組予約をして、番組を携帯にダウンロードして持ち歩いて観られる!
これ、世の中的には当たり前かもしれませんが、私にとっては革命的な事でした。
私はすっかりその機能にハマってしまいました。
最近は毎日気に入った番組を予約し、電車移動中に1日に2~3番組は必ず観る、テレビっ子ならずテレビオヤジと化しました!
いやぁ〜テレビってやっぱ面白いですね〜(笑)
お気に入りはテレビ朝日の「渡辺篤史の建もの探訪」とNHKの「あの人に会いたい」です。
このへんのチョイスはぶれる事無くオヤジです(笑)
「あの人に会いたい」といえば昨年亡くなった作曲家の船村徹先生の回は素晴らしかったです。
「日本人の昼の顔は建て前の顔、本音の顔は、酔って演歌を歌う顔」という先生の言葉には思わず背筋が伸びました。
そして「俺は建て前ではなく、本音の音楽を作ってきて本当によかったぁ〜」とお国なまりで微笑む先生の姿に、私はしばし考え込んでしまいました。
ベリメリの生徒さんにはまだ未成年の方も、お酒が苦手な方もいるとい思いますので「酔って演歌を歌う顔」なんて言われてもちょっとピンと来ない人もいらっしゃるかもしれませんが・・・
お酒の事は一旦忘れてもらつて
唐突ですが、自分にとって「本音の歌」って何だと思います?
2018年のレッスンもスタートしたばかりですから
良い機会なんで一緒に考えてみませんか?
自分にとっての「本音の歌」
急に聞かれても、むむむ!?って感じですよね
即答出来た人は殆どいないと思います。
でも逆に「建て前」の歌ってのはけっこう出し易いかもしれませんけど(笑)
私も悩みましたが、先ずは選曲しなくては始まらないですもんね
とりあえず、今一番想いを伝えたい人
その人に伝えたい気持ちを一番ストレートに表現出来る曲を選んでみましょう。
特に相手は一人じゃなくても良いと思います。
10人でも、クラスメイト全員でも、会社のお偉いさん達(!?)でも
議員さんや国家でもいいでしょう。
相手が決まったら、ただ漠然と相手に向かって歌うイメージでは無く、
披露する会場?場所を考えましょう。
う〜ん。カラオケルームでもLIVEハウスでも路上でも何でも良いと思います。
どうですか?
相手も曲も場所も決まりました。
では、ここからが肝心!
あなたはその1曲をどんな風に歌いますか?
やり直しは無し!たった一回の歌唱で相手に想いを伝えるとしたら・・・
レッスンで学んだ事を事細かく思い出しながら歌いますか?
邪念は捨てて、一心に何かをイメージしながら歌いますか?
私は普段は邪念だらけで生きておりますが、時々人前で歌いながら頭の中が凄くシンプルにイメージを作り出して歌える状態になる事があります。
(実はこの状態は意識して作り出せるのですが、その話はまた後日!)
脳内がシンプルにイメージを作り出すって言っても「?」な方もいるでしょう。
でも皆さん初詣の時に神様に「宝くじで6億あたりますように!」
と何の偽りもないピュアな気持ちでお願いしている時の状態は解りますよね!
あのシンプルな邪念の無い脳内のコンディションで歌うイメージです。
あれ?話がズレ始めたかな?
言うまでも無く、歌を表現する時には普段ベリメリで学んでいる技術的な要素は必要です。
でも技術だけでは歌に乗せた想いは相手の「耳」までしか届きません。
音程やリズムだけではカラオケで高得点は出せても、人の「心」にまでは届きません。
音程やリズムをいくら完璧にしても、たとえばAimerの「あなたに出会わなければ〜夏雪冬花〜」を「ラララ」で歌っても、更には「ボクの名前はドラえも〜ん」とか歌詞を付けたら誰も感動はしないですよね!
当然です。
聴く人は歌詞=言葉を聴いているんですから
本音の歌、気持ちを伝える為には歌詞=言葉を相手の心に染み込ませなければダメです。
もしも会社の採用面接の質疑応答がミュージカル形式だったら
あなたはこの会社に入りたいという気持ちをどうやって披露しますか?
自己PRの最後「御社を希望しま〜す!」というキメのフレーズは、ドヤ顔で天を見上げてバリバリのビブラートで歌い上げますか?
それともまっすぐ面接官を見つめて、落ち着いたトーンで「御社を希望します」歌いますか?
正解はありません。
会社の業種によっても攻略法は違うと思ういますんで!
話がブレブレですが・・・
そんな風に考えるだけでも、皆さんに表現の重要性を感じてもらえたと思います。
「建て前で歌う歌」「本音で歌う歌」もっと細かく考えれば
同じ曲の中でも「建て前で歌うフレーズ」「本音で歌うフレーズ」があっても良いでしょう。
確実に表現の幅は広がると思います。
2018年!あなたにとっての「本音の歌」が決まったら、さぁ早速歌い初めましょう!
耳ばかりじゃなく、ハートに届ける歌を歌いましょう!
誰かに○×をつけられる事を恐れずに、自分の歌を歌う事を考えましょう!
そして皆さんのその歌声、想いが大切な誰かに届きましょうように
遠く八王子の空の下
わたし祈ってます〜
ではでは電車移動中に録画したカラオケの点数を競う番組を観ながら思う
八王子校のUZAでした。
バイナラ!