どうも!八王子校のUZAです。
訳あって詳細はお伝え出来ないんですが(汗)
先日某プログラムのレコーディングが二日間にわたって行なわれまして、
ベリメリの生徒さんにも4名ご参加いただきました。
今回、事前にオーディション形式で各校から集めた生徒さんの音源をクライアント様に選んでいただきました。
当然ギャランティーも発生しますのでもうプロとしてのお仕事になります。
皆さんは普段ボイトレをしながら身体の使い方等、基礎的な練習もされていると思います。
勿論言うまでもなく基礎は大事です。
ただ歌う事は基礎が出来ている事を発表する事ではありませんよね?
最終的に大事な事は勿論個性です。
ただ「個性」といってもその定義は難しいですよね
他の人と違う事をすれば言い訳ではありません。
私は個性探しの最初に出来る事はまずモノマネだと思います。
色んな歌い手さんのモノマネをする。
モノマネする時に人は無意識にその人の声の出し方、身体の使い方を観察し、それを今度は自分の身体を使って再現します。
これって凄い事です。
あらゆるジャンル、時代のアーティストをモノマネしまくりましょう!
自分に出来る事、出来ない事
自分のスタイルに取り入れたい表現、逆にいらない表現・・・
色んな発見があるはずです。
その試行錯誤を繰り返す事で色んな声の出し方、使い方を覚えられると思います。
気がつくとそれがあなたの引き出しになり、個性といえるものになって行くと思います。
と同時に自分にあったジャンル、スタイルというのにも気がつくはずです。
個性ってのは先天的に持って生まれたものもあるとは思いますが
試行錯誤して後天的に作るものでもあります。
後者の場合、個性って奴の後ろにはもの凄い沢山の引き出しがあったりします。
昔、水木一郎さんと朝までお店で歌っていた事があるんですが
水木さんがスタンダードジャズがめちゃくちゃお上手で感動しました。
そしてとにかく音楽に詳しい事に驚きました。
因にプロの現場で長く活躍してるミュージシャンは例外無く異常に!音楽に詳しいです。
異常な数の引き出しを持っています。
まぁこれはどんな仕事でも同じですね!
長くやってて自分の仕事に詳しくないなんて人皆さんの周りにいます?
もしもいたとして、どんな評価されてます?
プロの現場になると、言われた事を器用にこなせる事も重要ですが、
一通り収録を終えた後でディレクターから「では逆に何かアイディアあったら一回お願いします」なんて無茶ぶりされてそのテイクが採用なんて事もよくあります。
そんな時はまさしく引き出しの勝負ですよね~
皆さんはいきなりレコーディングに連れていかれてブースのガラス越しにディレクターやらクライアントやら作家さんに見つめられて
「じゃ、自由に歌ってください」な~んて軽くいわれてどんな風に歌いますか?
そういった事を考えて、何かに気付くだけでも凄いことです。
現場で学ぶ事は多いんです。
今回のレコーディングを見ていて私はそんな事を感じていました。
それでもベリメリの生徒さんは立派に歌って現場での評価も素晴らしかったです!
また機会があれば各校にアナウンスします!
私の現場でよければ可愛い生徒さんたちをどんどん連れて行きますよ~!
我こそは!という皆さん是非是非!宜しくお願いいたします!
ではでは八王子校のUZAでした。