DTMの世界でよく聞く「ベロシティ」ってなんだ?!(音楽用語/意味)

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ベリーメリーミュージックスクールレッスン生の皆様お疲れ様です!
名古屋校チーフのアオイです。

名古屋では今日辺りから夏の入り口が来てるのかな〜と感じる気候です。
太陽の光の強さというか、煌びやかさの強さというか
そんなものが変わってきたような気がします。

なんだか今年からはお祭りや音楽イベントなんかも復活が多い印象ですし、
押さえ付けられていた分賑やかな夏が来そうな雰囲気です。

名古屋校の生徒さんの中にもレッスンで蓄えた力を外で発揮される方が増えてきました!
野外イベント、ライブハウスなど皆さん頑張ってくれています。

夏以上の熱さを持って今後も共に頑張りましょうね!!

さてさて今回の声模様なのですが、
DTMの世界では『ベロシティ』という言葉が頻繁に出てきます。

「打ち込み」と言うと「ドレミファを打ち込む」というイメージをお持ちだと思いますが、
音符の音程、長さ、強さ、その全ての要素を打ち込むと言った方が正しいかと思います。

そのうちの”強さ”を表すのが『ベロシティ』という項目です。

ということで一般的に音程が関係の無いドラムを打ち込む時にも
強弱のベロシティは大いに関係してきますし、
これによって自然な感じの演奏に近づいていきます。

勿論、音程のある楽器でも無茶苦茶大事な項目です。
音階はドレミファソーと動いていても強さが一定ですと
コンピューター打ち込み感が丸出しになりますし、
ドドドドドみたいな音階も動かないフレーズなら尚更です。

マシンガン打ちとも揶揄されるDTMでは避けた方が良いものだったりします。
ダダダダダダダですね。

じゃあそんな大事なベロシティって言葉や感覚を
僕らは子供の頃から触れてこれたのでしょうか?

小学生の頃から音楽の授業で楽譜を目にすることは多いですが、
その楽譜にその様な表記は無かったのじゃないかなぁ…と思います。

まぁ楽譜を語れるほど僕も楽譜に強くないのですが、その様な記憶です。
アクセントやクレシェンド、ピアノやフォルテが所々に書いてあるなぁくらいの印象です。

この音楽の土壌って物凄く皆さんの歌唱に影響してるのでは無いのかなと思います。
体験レッスンを10人行わせて頂いたなら、
強弱を一音一音に考えているなと感じられる方は0〜1人くらいかなって感じです。

例えば楽譜がカラープリントで(その時点で昭和の学生には難しいですが^^汗)
音符ひとつひとつに強さの色が着いてたらその大事さを意識出来るのではと。

赤が最強で青が最弱、その間にグラデーションで緑や黄色みたいな。

あ、あとカラオケボックスの画面に表示される歌詞なんかでも色が着けられてたら良いかもですね。
色ついてたら皆さんそれに合わそうとして自然に強弱への意識高まりそうじゃないですかね。

上記の10人中の割合も変わりそうな気がしませんか?

音程を外さないことを皆さんは凄く大事にしていらっしゃると思うのですが、
ベロシティを考えないのは=音程を外している、のと要素的には同じくらいのものだと思うんです。

音符が読めなくても色有りカラオケ字幕みたいなものをイメージしながら歌うと良いかもです。
どこをどの色(強さ)で配色すれば良いかわかんないよ〜という意見も出てきそうですが…。
そこはそう個性です!!笑。
考えたアプローチに正解不正解は無いと思うので、強さを動かす事が出来ることが大事です。

ということで興味を持ってくださった方は一音一音、
いや一発声ごとに色でもなんでもイメージしながら歌ってみて下さい!

なんならDTMを始めてみるとより実感していただけるし、
今までと比べて1つの音への考えが深まると思いますよ。

音大どころかピアノも習ってこなかった僕が
そういう感覚になって皆様にそれなりに指導させていただけているのは、
打ち込みが育ててくれたからだと思いますので。

慣れるまでは時間も要る事ですが、
歌唱が一皮剥けたレベルの変化はあると思います。

以上、名古屋校アオイでした。

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