ベリメリ声模様をご覧の皆さま、おはようございます♪
横浜校チーフインストラクターのaikoです。
横浜校は来たる7月10日(金)の横浜単独ライブ《ヨコフェスVOL.4》に向けて生徒さんも講師も一緒に頑張っており、大変活気付いております!
今回の出演アーティストは33組+濱ラブゴスペルクワイアで全68曲をノンストップでお届けします!
しかも横フェスは全アーティストをプロのサポートミュージシャンが演奏サポートすると言う贅沢なライブになっております。
お時間のある方は是非横浜校の熱いライブを見にいらしてくださいね!
勿論、ベリメリ生でなくてもチケットをご購入頂けばご覧いただけますので、どんなスクールか気になっていたという方もこの機会に是非足を運んで頂けると嬉しいです(*^^*)
さて、今日の声模様は少し息抜きをして、歌やボイトレに関係ない他愛も無いお話をしようと思います。
私が音楽業界に入って真っ先に衝撃を受けたのが、
みんなの挨拶が時間に関係なく「おはようございます」という事でした。
私の場合はスタジオでお仕事をする事も多く、
夜中のレコーディングにも関わらずみんなが「おはよう」と挨拶を交わして出入りする様子は最初は違和感でしかなく挨拶するまでに変な間が…。
半年もすれば慣れてきて、今では習慣になってしまって
夜レッスンに来ているベリメリ生徒さんにまで所構わず「おはようございます」を連呼してしまいキョトンとさせてしまいます。
もともとの発祥は歌舞伎の世界で、「早くから小屋にお入りになられてご苦労様です」という労いの気持ちも含まれた挨拶の様ですね。
日本人の心意気。
素敵~。
さて、業界についてもうひとつ未だに私は習得できていない慣わしがあります。
それは「バンド用語」。
バンドマンとは昔からとにかく会話のボリュームが大きい人種のようで、マイペースな方の多いバンドマンは何でもかんでもおおっ広げに話をしていたようです。
キャバレー全盛期の時代に、ミュージシャンがお客さまに会話の内容を悟られず、なおかつ堂々とおおっ広げに話せる技を編み出したのが「バンド用語」であったのでしょう。
ここでいくつか私の聞いた先輩ミュージシャンのバンド用語をご紹介します。
【あごあしまくら】
あご→顎の事。つまり食事をする部位でありまかないご飯の事を指します。
あし→足の事。つまり移動にかかる交通費の事を指します。
まくら→枕の事。つまり体を休める為の宿泊費の事を指します。
ギャラの詳細の事ですね。
因みに「ギャラ」とはギャランティの事です。
【ごいすー】
凄いプレーなどした時、もしくはド派手な衣装に身を包んだ時にかけてもらえる言葉です。ごいす=すごい→凄い
【ちゃんかー・ちゃんとー】
かーちゃん・とーちゃん
「うちのちゃんかー」=私の妻はという事です。親という意味では使われません。
【つーけ】
けつ→お尻の事です。
体の事ではありません。
小節の終わりや曲の終わりの事を指します。
【べんしょん】
御手洗の言葉です。
応用編は「ジョージ・ベンション」だそうです。
とまぁ、挙げだしたらきりが有りませんし、
リアルタイムに頭で変換しながら会話している先輩ミュージシャンを見ていて本当に頭の回転の速い人達だといつも尊敬していました。
これも小粋な日本の音楽文化の1つですね。
興味を持たれた方は是非スクールで使用してみて下さい♪
それでは、折角なので声模様をご覧の皆さまに最後に問題をプレゼント致します。
回答は次回声模様で発表しますのでお楽しみに(*^^*)
問題:ある時仕事終わりに先輩ミュージシャンに声をかけられました。
「クリビツキンドーシーメーイークースルケドクーイー?」
さて、なんと言っていたのでしょうか?