この度の声模様はただの僕の自慢話です。
気が付けば年も明け映画バックトゥーザフューチャーで目指した未来の2015年になり、胸躍らせたマーティが履いていたワンタッチで紐が締まるシューズが年内発売されるとか!?時の流れの早さに驚くばかりで昨年末の事は遥か彼方、、、でしたが!ガッツリ胸に刻まれたライブがありました。それは、、、
2014.12.29@新横浜BELL’s
横浜校単独ライブ「ヨコフェスVol.3」
30組31人+ゴスペルクワイア18人の計49人、演奏曲数60曲6時間半超え!という過去最大規模で挑んだライブでした。アコースティックギター、エレキギター、ピアノ&キーボード、コーラス、三線、ダンサー、と多彩な講師陣の演奏にドラム(fiction junction、安倍なつみ等サポート)、ベース(いきものがかりTVサポート等)プロミュージシャンを加えたフルバンドでの60曲!全曲ほぼ完コピでの演奏は出演者の生徒さんはもちろん、ご来場頂いたお客様、そして演奏している我々も、、、色んな意味で痺れました(笑)!が、お客様の感想にもあったのですが本当にあっという間の時間でした。
1人2曲という持ち時間の中にそれぞれの数ヶ月が凝縮されていて、その人となりを充分感じられるライブが展開出来ていたからでした。
それぞれに思うところはあったと思いますが一様に満足感、達成感に包まれている出演者の面々を見てホッとすると共に心地良い疲労感に包まれていたスタッフ陣に生徒さんから声が掛かりました。
(生徒)
「先生!スタッフの皆さん!そちらに座って下さいー!」
(講師&スタッフ)
「・・・???」
何が起きるのか分からないまま横一列に座る講師&スタッフに向けて出演者+親睦会に参加してくれた生徒さんから歌のプレゼントが始まったのです。なんと!有志で作ってくれたというオリジナルソング、、、
全ての講師とスタッフの名前が歌詞に組み込まれていました。
当然、講師&スタッフ全員涙腺崩壊~(T_T)
「有難う」の気持ちをストレートにメロディーに乗せた大合唱のチカラは凄まじく、歌と仲間の素晴らしさを逆に教えてもらった夜となりました。
各校チーフの声模様にも時々出て来る良い歌の定義。人それぞれあると思います。僕個人としては心が震える歌!楽しくなったり、哀しくなったり、グッと来たり、昔を思い出したり、頑張ろうと思わせてくれたり、感謝の気持ちで一杯にさせてくれたり、、、そんな歌を良い歌だな~と思うわけですが、あの夜の合唱は正しくそれでした。もしかしたら我々スタッフ以外の人にとっては何でもない歌だったのかも知れないです。ですが、、、それで良いんだと思います。
誰かにこの気持ちを伝えたい!
その想い、濃度、温度、熱量、が伝わった時、とてつもない震動波となって伝わる「歌」になるという事。歌を聴いて涙が流れる、、、そうそう頻繁には無い事だと思います。
歌、音楽に携わらせてもらっている一人として「歌が上手くなりたい!」と思っているあなたにとって何かのきっかけになれば!と思い昨年末の出来事を書かせて頂きました~♪
とは言え!自分の求める声に向き合い技術力を高める事は言うまでもなく大切なワケで、基礎がしっかりしている人の歌は確実に届く確率が高いワケで、、、気持ちをストレートに表現するための技術力はとっても大切!2015年も求める声に一歩でも近付ける様にボイトレ頑張りましょう~\(^o^)/
以上、僕の自慢話でした。
それくらい大きな声でお伝え出来る素敵な場所です!
庭瀬幸一郎